【歴史のハイライト】
3G(第3世代)の登場は2000年代初頭、日本が世界に先駆けて商用化しました。それまでは国ごとに異なっていた通信方式が世界的に統一され、海外でも同じ端末が使えるようになりました。
LTEと4Gの境界 厳密には「LTE」は4Gへの移行期にある3.9Gとされますが、現在はほぼ同義の「4G」として普及しています。
この世代の登場により、モバイル端末での動画視聴やクラウド利用が爆発的に加速しました。
5G(第5世代)のパラダイムシフト 単なる速度向上(4Gの最大20倍)だけでなく、「低遅延(1ms)」や「多数同時接続」が最大の特徴です。これにより、遠隔手術やスマートシティといった社会インフラのデジタル化が期待されています。
現在は総務省などが主導し、2030年頃の導入を目指す「6G(Beyond 5G)」の研究開発も進められています。

3G〜5Gの主な使用周波数は、世代が上がるにつれて高帯域化し、3Gは2.1GHz帯、4G/LTEは700MHz〜3.5GHz帯、5GはSub6(3.7/4.5GHz帯)とミリ波(28GHz帯)が中心です。
高速・大容量通信のため高い周波数帯へと移行していますが、4Gの700-900MHz帯(プラチナバンド)は5Gにも転用されています。
【世代別】
主な使用周波数帯(日本国内) 5G (Sub6/ミリ波):
Sub6: 3.6〜4.6GHz帯(n77, n78, n79)
ミリ波: 28GHz帯(n257)
4G/LTE: 700MHz帯(Band 28), 800MHz帯(Band 19/26), 1.5GHz帯(Band 11/21), 1.7GHz帯(Band
3), 2GHz帯(Band 1), 3.5GHz帯(Band 41/42)
3G (W-CDMA):
2.1GHz帯(FOMAプラスエリアなどでは800MHz帯も)
【特徴】
低周波数帯(〜2GHz): 遠くまで電波が届きやすく、屋内にも強い(4G/5G)。
高周波数帯(3.7GHz〜28GHz): 直進性が強く高速だが、距離が短い(5G)。
※3Gは2020年代中期までにほぼ全キャリアでサービス終了予定(ソフトバンクは終了済、ドコモは2026年3月、KDDIは終了済)。
3G、4G/LTE、5Gは 携帯電話の世代別通信規格で、数字が大きくなるほど高速・低遅延・多数同時接続が可能になります。
3G(第3世代)はデータ通信の基礎、4G/LTE(第4世代)はスマホ普及の立役者、5G(第5世代)は超高速・大容量通信を実現する最新技術です。
通信規格の主な特徴と世代 3G(第3世代): 2001年〜。世界的な相互運用を目的に開発され、パケット定額サービスが登場した世代。
4G / LTE(第4世代): 2010年代〜。LTEは「3.9G」とも呼ばれたが、現在は4Gの一部として扱われる。スマホで動画や大容量通信が快適に行える。
5G(第5世代): 2020年〜。LTEの数十倍の通信速度、低遅延、多数の機器と同時接続が特徴。 通信規格の違い 速度: 3G(数Mbps)<
LTE(数百Mbps~1Gbps)< 5G(数Gbps~)。
【エリアと安定性】
4G/LTEは全国的に安定しており、5Gは高速だが対応エリアがまだ発展途上の箇所もある。

【用途】
高速化により4K/8K動画の視聴、オンラインゲーム、IoT技術(スマートシティ)に対応する。
注意点 5G契約の機種では3G通信が利用できず、エリア外ではLTE(4G)が自動的に適用される。